マンボウはそのユーモラスな外
見から高い人気を誇る魚ですが、その生態にも他の魚たち
には見られない独特な点が数多く見られます。
まず特筆すべきなのは、マンボウの産む卵にあります。マンボウは一回の産卵で2〜3億個という莫大な数の卵を産むことが知られていま
す。しかし、そのほ
とんどは成長しきる前に他の捕食者に食べられてしまい、成魚になるのは1〜2匹程度と
いわれています。また、水族館等での飼育も難しく細心の注意を払わな
いとすぐに死んでしまいます。
自然界でのマンボウは普段海面近くの表層をのんびりと泳いでおり、主にクラゲなどを食しています。
そんなマンボウですが成長すると非常に大きくなり、最大のもので体長3m以上、体重は2tを超えるといわれています。
マン
ボウ関連のトピックス
島根県沖で体重
1.32tもの巨大
マンボウが水揚げされました。体長2.65m、体の幅は2.9mもあったということで、23日から兵庫
県伊丹市のスーパーで記念展示
されると言うことです。地元で30年以上も漁をしている船長さんも「これまで見た中で最大のマンボウ」と
驚きの声を上げています。
|
(最新改訂2007年11月16日)
[画像
提供] syakuryaさんのサイトふぉと†ふぉと